身体のいいなり!?

                   「身体のいいなり」 内澤旬子著
以前、新聞か雑誌で紹介されていてタイトルに釘付けになりました!!! 私が予想していた内容と違ったけれど(勝手な期待!)・・・、この本のタイトルのように多くの人が身体のいいなりになっているのではないでしょうか!?私たちは、身体に翻弄され、心に翻弄され、人に翻弄され、仕事に翻弄され、お金に翻弄され...etc.何と忙しいことでしょう。
yogaを勉強していく中で、亀が甲羅の中に頭と手足を自在に出し入れできる様に私たちも本来は身体(感覚器官)を自由に操れるもの、ということを学びました。vedantaでは、本来の自分とは何にも束縛されず自由であり、身体や心・感覚器官をはじめ回りの環境においても左右されず(全く翻弄される必要はない)どこまでも自由であるということを学びました。「私=身体や心」という間違った思い込みが身体や心に翻弄される一番の原因なのです。このことを知ってからは、大袈裟な言い方かもしれませんがとても生きるのが楽になりました。身体も心も本来の自分にとっては一番身近にいてくれる最高の友なのですから、“いいなり”ではなく“折り合いをつける”ぐらいが調度良いのかもしれませんね。