自分を知ること①

一番近くにいるけれど、知っているようで知らない自分のこと。
果たして私たちは自分のことをどれ知っているでしょうか?
自分を知ることとは、自分と向き合うことです。
よく巷で、「自分探しの旅に出ます」という方がいらっしゃいますが
自分ははじめから片時も離れずいつも一緒にいます。
私たちが離れてしまっているだけで、本来の私はここに居ます。
外側の刺激ばかり求めて意識が外へ外へと向いやすくなると、
どうしても内側に意識が向かいにくくなるのが人間の性です。
世界中を旅しても、たとえ宇宙まで行ったとしても見つかりません。
眼鏡を頭の上に乗せて、「眼鏡眼鏡~」と探し回っているようなもの
なのですから・・・。 (笑)


今まで全く内側に意識が向けたことがなかった人が、内側に意識を
向けることは初めのうちは辛い作業になるかもしれません。
「自分のカラダの声を聞こう」「自分のカラダと会話してみよう」なんて
フレーズを聞いたことがあると思いますが、ご存知のとおり実際に
カラダは何も話しませんし、答えてもくれません。
内側に意識を向けて、ただただカラダを観察していくだけです。
「今日の体調はいかがですか?」と尋ねると、調子が良い場合の人は
「いいです」とだけいう方がほとんどです。でも本来ならどのように良い
のか何がこうだから調子がいいのか、昨日に比べてどれくらいの良さ
なのか、まで細かく分析できたら◎です。

自分を知ることは性格や癖を知ることだけでなく、体質を知ることや
心の質も知ること、です。
体質を知ることはカラダの弱みを知ることになりますが、逆にそれが
強みになります。予測して予防が出来るようになっていくからです。
そしてその原因を探り、その原因を取り除いていければgoodです◎

自分の人生をより生きやすく生きぬくために♪
そして、カラダが私たちの最高の友でありますように。