親切

これもおすすめ本「禅語」です☆


ワタシがやっていることをあえて分けるとするならば、大きな意味での
健康予防という分野になるのか、と。
自分自身をケアする、病になる前に予防する、そのためのものであり
ココロもカラダも食事も運動も日々の生活もすべてで、そのことを自分
も含めて皆さんと一緒にやっていく、そんな感じでしょうか。
でも、治療家という方は本当にいるのです。
私自身もカラダのメンテナンスは定期的に治療家の方にお願いしてい
ます。その方達は、何よりも自分のことは二の次で相手のためだけに
頑張っていらっしゃって本当に頭が下がるのです。

一昨日、やはりその道を目指し勉強している方とお話ししていたら
「今の親切が10年後の迷惑にならないようにする」ことを心掛けている
と聞いて感動しました。
人には常に変化しているし、タイミングもあり、性格なども違います。
ついつい良かれと思ってあれもこれも施しても、その人のタイミングやら
その他もろもろを理解したうえで施さないと、人によっては10年後に迷惑
になるのだと。
私自身も貧乏性だからか、レッスンの際についあれもこれもと詰めこんで
しまう傾向にありますが(せっかく来て頂いたんだからという思いもあり)、
これは実は逆効果だったのです。よほどのことがない限り、一度のレッスン
で変わることは出来ないし、何十年もかかって今のカラダやココロに到る
のを一瞬で変えてしまう様なことは逆に良くないのでは、と。
結果でなく、その過程を大切にゆっくり時間を掛けて取り組んでいくことが
ワタシのやっていくべくメソッドなのだと、改めて痛感させられました。
そんなことを考えていた日に読んでいた本「禅語」の中で親切についての
項があったので抜粋します。

 親切、という言葉はとても一般的だ。
これが「道にしたくねんごろである」という意味だとはまったく知らなかった。
道、つまり仏の道に近いことをするのを「親切」というのだ。
親切にする、ということは、相手のために何かをするというより、自分の生
きる道に近づくための、自分が自分のためにする行為、というような言葉
の意味なのだ。
                          < 禅語 著:石井ゆかり >より


そして「癒し」という言葉についても同様に考えされられました。
いわゆる?癒し系という職業について10数年。会社員を経てこの世界に入り
ましたが、占星術でもヒーラーの方からも「あなたは癒し系の職がいい」と言
われ(その時点ですでにこの業界)今は納得です。
この「癒し」という言葉の意味も、「親切」に通じるなぁ、と感じます。
だから「癒しフェア」とかにも出たわけで(笑)。
9/28出版の雑誌TRINITY(酒井法子さん表紙)に、ロータス@ロータスの史子
さんと共に小さな掲載があるので、サラリと見て下さい。
くれぐれも叶姉妹とお間違えないように!